メンバー紹介

下山 尚文流通コンサルタント

好きなものを仕事に~ビールメーカーへ入社

大学で初めて上京し、知り合いもいなかった私でしたが、たくさんの人とお酒を酌み交わすことで、かけがえのない仲間をつくることができました。将来はお酒の業界に恩返しがしたい、好きなものを仕事にしたいという思いでビールメーカーに就職しました。

IDPOSとの出会い

入社4年目に、当時は前例がほとんどなかったIDPOSを開示したドラッグチェーンを担当することになり、いままでやってきたPOS分析では分からなかった顧客の購買実態を知ることができ、より精度の高い提案が可能となりました。実際に、IDPOSから得られた情報を元に、基幹店の売場を一から作り上げることで酒類全体の売上を伸ばし、小売側から表彰されたこともありました。

はじめての本社勤務

入社7年目、初めての本社勤務で営業支援をするマーケ部署に異動となりました。支援部署が首都圏だけで9つ、営業は100人以上いましたので、新しい商品・販促・数字を担当者全員にどう落とし込むか、とても苦労しました。毎月行われる営業会議用の資料作成・当日のファシリテーションをこなし、店頭スタッフを管轄する委託会社への業務発注、支援部署の御用聞きで多忙を極めました。

晴天の霹靂

そんな時、突如食品卸への出向が命じられました。マクロ動向や定性調査から生活者の実需を読み解き、販促策の立案や経営層への提言を行うという、経営戦略を兼ねたようなマーケ部署でした。これまでは酒類という1カテゴリーからしか消費者を見てきませんでしたが、食品流通全体を俯瞰したことで、より多くの生活者に関わる仕事がしたいという思いが生まれました。

総合商社発ベンチャービジネスに挑戦

出向満了のタイミングで、三井物産が流通業界でDX推進をしていくという話を聞き、転職を決意しました。手掛けたのはタブレット付きショッピングカートの開発及び導入です。買い物を快適にするためのデジタル機器でしたが、消費者のニーズに合わせたロイヤリティプログラムの運用や機具の開発は初めての経験で、苦難の連続でした。システムの不具合が理由で休日に呼び出されることもありましたし、撤退を余儀なくされたチェーンもあり、挫折しそうになったこともたくさんありました。

チャレンジの先に

そんな逆境の中でも、多方面の関係者の協力を得ながら新たな導入先を開拓し、顧客の課題を解決していきました。最終的には大手レジメーカーと共同で、日本初となる決済機能付きショッピングカートの導入まで手掛けました。お客様が店頭で楽しそうにご利用されている姿を見るのが何よりモチベーションになりましたし、自分たちで作り上げたサービスが小売業の課題解決の一端を担っていたことを嬉しく思います。

これからも、全てのステークホルダー様と深く関わり合い、優良顧客を中心に据えた新しいマーケティングを共に創っていきたいと考えております。