メンバー紹介
- 石橋 幹二朗シニアプロジェクトマネジャー
全国系GMS商品部で上司から共創マーケティングを学ぶ
小売業に就職した理由は大学で学んだ醸造学を活かして酒類のバイヤーになりたいという夢があったためで、入社5年目にバイヤーの発令を受けた時は有頂天になっていました。
しかし実際に業務が始まると自分の知識・スキル・経験の無さを思い知らされ、夜遅くまで先輩が作成した資料を読み漁り、先輩の資料の作り方をパクることでなんとか業務をこなしている状況でした。
仕事が回せるようになってくると、今度は上司から難易度の高い目標設定を掲げるよう指導され、その目標を達成するには担当商品群のメーカー・卸の中から思いを共有できる仲間を集め協業することで実現できるとアドバイスを貰いました、まさに共創マーケティングです。
その時の仲間は会社の垣根を越えて、どのチェーンにも負けない最高の売場を作ろうという思いを共有し、常に新しい売場作りにチャレンジし成果を共有していました。
この時の成功体験がまさに私の基盤になっています。
人材育成は成功体験が一番
バイヤー9年目に入り、次のステップとしてバイヤーを支える側の仕事がしたいと思いメーカーに転職しました。
その当時の酒類メーカーは業務用がメインで組織小売業への取り組みが遅れていて、小売業からPOSデータを開示されても提案ノウハウがないという状態でした。
当時の担当役員と部長から「会社を変えろ」という命を受け、組織小売業への提案力向上を実現する為の組織作りをする為、当時から小売業との取り組みの最先端企業で業界を引っ張っていた弊社副社長の堀に教えを乞い、会社幹部の巻き込み方、現場の動かし方、活動のロードマップのひき方まで学び、更に協業先進企業のレジェンドの方々を紹介して頂き、リテールサポートの専門部署の立ち上げが実現しました。
そのおかげで協業に必要なインフラ作り・メニュー作りは進みましたが、苦労したのは人材育成でした、初期メンバーには協業の経験者はいないので実際の小売業との協業のなかで成功体験を持つことが一番成長につながる事が分かりました。
協業を成果につなげるにはアナリストの負担軽減・育成が必要
酒類メーカーを早期定年退職しID-POSのASPサービスを提供している会社と業務委託契約を結び2年仕事をしました。
そのサービスを使うとどんな成果物が出来るのか、その成果物の作り方を説明して契約拡大につなげる仕事です。
数社訪問させて頂きましたが、データ分析業務は人に付いてしまっていて、担当者の負担が大きく、その人が転勤してしまったらスキル・知識も引き継がれていないなど問題を抱えている企業が多いことが分かりました。
協業を進めるうえで不可欠なデータの活用については、アナリスト人材の負担軽減・人材育成も並行して進める必要があると感じています。
小売バイヤー・メーカーの両方の経験から協業をサポートさせて頂きます
小売業・メーカー・データサービスの3社を経験し、「間の壁を取り払えばもっと流通がシンプルに消費者を主語に会話が出来るようになるのに。」と思っていた時に、副社長堀を通じて弊社代表米田と話をし、3つの会社で学んだ事を次世代に伝え残していく使命があること、またお世話になってきた流通業界に恩返ししなくてはと強く感じ、共創マーケティングに仲間入りさせてもらうことを決意しました。
小売バイヤー メーカーの営業部門の経験を活かし、消費者に支持される売場作りを目的とした取り組み、またその取り組みを進める人材育成についてもサポートさせて頂ければと思っております。
よろしく御願い致します。